搾乳機を使うメリット
搾乳機を使うメリット
搾乳は母乳育児には大切なことですが、直接母乳を与えるのではなく搾乳機を使用することでどんなメリットがあるのでしょうか。まず産後に仕事復帰をした場合や、入院などで一時的に離れなけらばならない場合、搾乳機を使用して搾乳しておけば、いつ誰でも赤ちゃんに母乳を飲ませてあげられるという利点があります。
また母親の体調が悪かったり夜間の授乳が負担になる場合にも、搾乳機を使って搾乳することで父親や祖父母などと授乳を分担して負担を減らすことが可能です。そうすることで父親とのスキンシップも図れます。
もしも母親が急に病気にかかって服薬を余儀なくされるような時でも、搾乳をしておくことで服用期間でも赤ちゃんに母乳を与えられます。
搾乳機を使用することで、乳腺炎を引き起こす可能性も低くなります。授乳中に赤ちゃんが寝てしまい、張ったままの時に搾乳しておくとトラブルを起こしにくくなるので、母乳が残って強い張りを感じる場合にも効果があります。
父親も母乳を与えられる
育児は母親だけでなく父親も行うものですが、その一つの役目として授乳があります。哺乳瓶を利用すれば男性も授乳する事はできますが、赤ちゃんによっては粉ミルクなどの味はあまり好きではなくなかなか飲んでくれないということもあります。しかし搾乳機を利用すれば母乳を哺乳瓶で与えることができるようになります。つまりこの方法であれば父親も母乳をあげることができるようになります。
搾乳機を利用すれば母親がいない時でも母乳を与えることができます。母乳は冷凍保存し、必要な時に利用することも可能だからです。したがって、現在では搾乳機を利用している人も珍しくありません。たしかに育児は授乳以外にも行うべき事はありますが、このようにすれば女性だけができていた事でも、男性も参加しやすくなるというメリットもあります。だから搾乳機はただ母乳を絞ることができるというだけでなく、育児への男性の参加を促しやすくなるという点もあると言えます。